okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-09-13 10:23:56+00:00 記事の件名: ClamdOmitScan 1.1 リリース |
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ClamdOmitScan の 1.1 をリリースしました。1.1 β2 から若干変更されています。
1.1β のトピックにも書いていますが、このバージョンから Mac OS X のリソースフォークのスキャンをサポートするようになりました。私が知る限りでは ClamdOmitScan はリソースフォークをスキャンできる ClamAV 関連の唯一のソフトウェアです。
1.0.1 からの変更点は次のとおりです。- Mac OS X のリソースフォークサポート。
リソースフォークをスキャンするためには Perl モジュール Sys::Filessystem が必要です。Mac OS X で Perl モジュール Sys::Filesystem をインストールする方法については 1.1 βのトピックの最初の投稿を参照してください。 - サポートされないオプションが渡されたときの終了ステータス新設。
- バージョン番号を v1.1 に変更。
- パス名を出力するとき普通の文字でない ascii 文字を ? に置き換えるようにした。
これは CR や BS などがファイル名に含まれていても表示が乱れないようにするための措置です。 - エラーメッセージを幾つか改善。
- UNIX ドメインソケットで clamd に接続していて、clamd が 127.0.0.1 以外のアドレスでのみ接続を受け付けるように設定されている場合、スキャン対象のファイルのファイル名に CR や LF が含まれていると clamd へデータの送信ができない現象を修正。
- 最近の ClamAV のデフォルト設定に併せて LocalSocket のデフォルト値を /tmp/clamd.socket に変更。
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