okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-03-24 12:52:37+00:00 記事の件名: 共通の設定と一括実行 |
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conf ファイルサンプルギャラリー にある設定ファイルのうち ClamXav 用、gmp 用、GnuPG 用を同じ Mac で実際に運用しているのですが、これの他に FreshClamDaemon 用(FreshClamDaemon のパッケージに付属)と ClamAntiVirusDaemon 用(同じくパッケージに付属)も使っています。
こうなってくると ClamAV と clamav-update 用の設定ファイル以外に五つも設定ファイルができて少し面倒になってきます。- ログ関連の設定等自分のポリシーに合わせて全部を書き換えるのが面倒。
- freshclam や clamd の conf ファイルと同じディレクトリに置いているとなんだかごちゃごちゃして面倒。
- /etc/daily.local などに clamav-update の実行を設定ファイル毎に書くのが面倒。
そこで僕はこういう風にしています。- /etc/clamav-update.d というディレクトリを作る。
- clamav-update が場所を仮定している ClamAV と clamav-update 用以外の設定ファイルは全部そこに置く。
- 共通する設定は /etc/clamav-update.d/clamav-update-common.conf に書く。
- それを各ソフト用の設定ファイルでロードするようにする。
最初の方に
Code: | require '/etc/clamav-update.d/clamav-update-common.conf'; | と一行書き加えるだけ。/etc/clamav-update.d にあるアップデート用の設定ファイルを全部一括で実行できるようにする。
/etc/daily.local に次のように書いています。 Code: | ClamavUpdatePrefix=/usr/local/clamXav
ClamavUpdateConfDir=/etc/clamav-update.d
for ConfFile in "$ClamavUpdatePrefix"/etc/clamav-update-update.conf "$ClamavUpdateConfDir"/*-update.conf; do
"$ClamavUpdatePrefix"/bin/clamav-update.pl --config "$ConfFile"
done |
こうしておくと新しい設定ファイルは /etc/clamav-update.d/ に置いて共通設定をロードするための一行を書き加えると他のと一緒に自動で更新のチェックが行われるようになりますし、clamav-update のユーザ設定ファイルは一カ所に集まります。 _________________ OKAMURA |
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