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okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2009-02-08 02:43:25+00:00 記事の件名: ClamXav Helper 0.99.0 を公開しました |
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ClamXav Helper は、ClamAV の Mac OS X 用 GUI フロントエンド ClamXav をサポートするために次の機能を提供します。- 全てのユーザにおいてログイン時に ClamXav Sentry を起動する。
ClamXav Sentry を起動項目に入れる必要はありません。 - ログイン中 ClamXav Sentry クラッシュなどで終了しても即座に起動し直す。
- ClamXav と ClamXav Sentry のスキャンログファイルをローテーションし、それが大きくなり過ぎないようにする。
いきなり 0.99.0 という変なバージョン番号ですが、1.0 のためのβバージョンというつもりです。ダウンロードは https://sourceforge.jp/projects/clamav-update/releases/?package_id=8918 からどうぞ。
Mac OS X 10.4 以上が対象です。
以前 ClamXavSentryKeeper という Automator アプリケーションを公開していました。その後継です。そして「clamav-update :: トピックを表示 - ところで ClamXav のスキャンログがでっかくなっていませんか?」に書いた問題にも対処しました。 _________________ OKAMURA
最終編集者 okamura [ 2009-03-01 15:33:09+00:00 ], 編集回数 1 回 |
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t0mori

登録日: 2006.11.17 記事: 105 所在地: 東京都
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日時: 2009-02-09 11:51:37+00:00 記事の件名: 動作報告 |
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G5,MacBook、双方にインストールしました。
何の問題もなく、機能しています。
ログも以前いただいた非公開バージョンより、適切なサイズで更新されているようで、600から大きくても700KBくらいで更新しています。ClmaXav Centryの終了がうまく行ってるみたいです。
それと、うちの環境ではこれの副次的な恩恵として、以前書いたClmaXav Centryのメモリの消費が、適度な再起動で開放されていまして、快適になりました。 |
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okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2009-02-10 06:03:04+00:00 記事の件名: 動作確認リスト |
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報告ありがとうございます。
私がテストしたものも含めて動作確認リストを書いておきます。- Mac OS X 10.4.11
- Mac OS X 10.5.6
もっとも CPU はあまり関係ありませんが… _________________ OKAMURA |
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隅本証平
登録日: 2006.11.16 記事: 10
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日時: 2009-02-12 00:18:35+00:00 記事の件名: 動作しました |
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お世話になっております。
PCI PowerMacG4のTigerで動作しました。
面白かったので、アクティビティモニタで何回も強制終了しました。
clamd強制終了して、ClamXavSentry強制終了すると、
両方ともすぐに再開するのですね。
ところで、
clamd強制終了のあと、ClamXavSentry強制終了しない状態では、
ウイルスを検知可能なのでしょうか。
上記の状態で、
VirusBarrierはeicar.comダウンロード時に落ちましたのでeicar.com入手できました。
clamdの止まった状態で入手できたeicar.comをClamXavでスキャンしたところ、
感染ファイルは見つかりませんでしたが、自分にはこれ以上のことはできません。 |
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okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2009-02-12 10:43:44+00:00 記事の件名: Re: 動作しました |
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動作確認ありがとうございます。
隅本証平 wrote: | clamd強制終了して、ClamXavSentry強制終了すると、
両方ともすぐに再開するのですね。 | そうですね。ClamXav 1.1.1 の ClamXav Sentry は起動時に clamd が使える設定になっているとそれを使おうとし、更に、clamd の指令受付場所(ソケットファイル)がないと clamd を自分で起動するようになっていますね。その結果、ClamXav Sentry が ClamXav Helper で再起動されたときに、再起動された ClamXav Sentry が clamd も起動します。
隅本証平 wrote: | clamd強制終了のあと、ClamXavSentry強制終了しない状態では、
ウイルスを検知可能なのでしょうか。 | いえ、ClamXav 1.1.1 の ClamXav Sentry はできません。
隅本証平 wrote: | clamdの止まった状態で入手できたeicar.comをClamXavでスキャンしたところ、
感染ファイルは見つかりませんでしたが、自分にはこれ以上のことはできません。 | ClamXav 本体は clamd を利用しないでスキャンします。ですから clamd が止まっていても ClamXav 本体でスキャン可能です。しかし、上記のように ClamXav 1.1.1 の ClamXav Sentry は clamd が使える設定になっていると clamd を利用しようとします。起動時は自分で clamd を起動しますが、それ以外のときには起動しません。そのため clamd が使える設定になっていて ClamXav Sentry が稼働している途中に clamd が止まると、それ以後 ClamXav Sentry によるスキャンはできません。
複数のユーザが利用するシステムや clamd をシステム全体の定期スキャンに利用するために使用している場合、この ClamXav Sentry による clamd の起動はあまり芳しくありません。というのは ClamXav Sentry は個々のユーザのプロセスなので、そこから起動された clamd も個々のユーザのプロセスになるからです。例えばこうなります。- clamd が使える設定になっていて、しかも clamd は稼働していない。
- ユーザ A がログインする。
- ユーザ A の ClamXav Sentry が起動される。
- ユーザ A の ClamXav Sentry が clamd を起動する。
このときその clamd はユーザ A のプロセスです。 - ユーザ B がユーザ切り替えでログインする。
- ユーザ B の ClamXav Sentry が起動される。
clamd は既に稼働しています。しかもユーザ A のプロセスです。 - ユーザ B の ClamXav Sentry がユーザ B のプライベートなファイルやディレクトリのスキャンを clamd に依頼する。
- clamd はユーザ A のプロセスなのでユーザ B のプライベートなファイルやディレクトリは読み取れない!
- ユーザ B の ClamXav Sentry がスキャン失敗をログに書き出す。
このケースではユーザ B は全く ClamXav Sentry によるスキャンができません。
注) 実験していないので予想です。
これを防ぐ方針は二つあります。- 現在の ClamAntiVirusDaemon のようにシステムの起動項目で clamd を起動するのではなく、ClamXav Helper が ClamXav Sentry を稼働させ続けるのと同じ方法をシステムワイドなものに適用して clamd を稼働させ続ける。
- clamd がソケットファイルではなく、TCP 接続のみを受け付けるようにする。
ただし、ClamXav Sentry が TCP 接続のみの clamd をちゃんと利用できるかどうかは実験するか、作者に訊かないとわかりません。また、TCP 接続を受け付ける clamd はファイアーウォールでリモートからの接続を禁止しないとリモートから簡単に clamd を終了させられます。またローカルからはファイアーウォールと関係無しに誰でも clamd を終了させられます。ですからこれはお薦めできません。
_________________ OKAMURA |
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隅本証平
登録日: 2006.11.16 記事: 10
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日時: 2009-02-12 16:28:13+00:00 記事の件名: ご解説ありがとうございます |
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詳しくお教えくださりありがとうございます。
何となく分かった気分になりましたが、残念ながら、難しいので自分には対策できそうにありません。
なお、VirusBarrierですが、自分の事実誤認があるようです。警告メッセージが変な形で終了しましたが、eicarの中身をしっかり空にしてくれていました。
ウイルスとならなかったのは、そのせいだと思いました。 |
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