okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2008-04-15 06:54:44+00:00 記事の件名: ClamAV 0.93 のビルド |
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「clamav-update :: トピックを表示 - ClamAV 0.92.1 で PE ファイルに関するバッファーオーバーフロー」で言及されているとおり本当にすぐに ClamAV 0.93 が出ました。
このバージョンのビルドは「clamav-update :: トピックを表示 - ClamAV 0.93rc1 のビルド」に書いた状態と全く同じですが、rar ファイルの解凍を無効にした状態でも旧バージョンを削除した状態でもない方法として以下を試してください。ただし、Mac OS X 10.4.11 (Core Duo) での方法です。また 10 行目はコメントですが、コメント内容をテキストエディタで行ってください。 Code: | curl --silent -o /usr/local/src/clamav/clamav-0.93.tar.gz http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/clamav/clamav-0.93.tar.gz
curl --silent -o /usr/local/src/clamav/clamav-0.93.tar.gz.sig http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/clamav/clamav-0.93.tar.gz.sig
/usr/local/bin/gpg --verify /usr/local/src/clamav/clamav-0.93.tar.gz.sig
export CFLAGS='-arch i686'
export LDFLAGS='-arch i686'
sudo mv /usr/local/clamXav/lib /usr/local/clamXav/lib.backup
./configure --prefix=/usr/local/clamXav --build=i686-apple-darwin8.11.1
make > make.out 2>&1
sudo make install
# clamd.conf の ArchiveMaxCompressionRatio をコメント
sudo /Library/StartupItems/ClamAntiVirusDaemon/ClamAntiVirusDaemon restart
sudo /Library/StartupItems/FreshClamDaemon/FreshClamDaemon restart
echo VERSION | clamdsh.pl
sudo rm -r /usr/local/clamXav/lib.backup | 他の環境では次の点が変わるでしょう。- 2, 3 行目
ClamAV 用の gpg の公開鍵をインポートしていないなら不要。ただしソースアーカイブが改変されているかどうかは確認できない。 - 4, 5 行目
そのアーキテクチャでの最適化を行うなどして、gcc のバージョンが古いことに起因するビルドエラーを回避するということです。6 行目
sudo を設定してないときは Code: | su -c 'mv /usr/local/clamXav/lib /usr/local/clamXav/lib.backup' | ClamXav ユーザでない場合は移動するパスが異なります。7 行目
--build=i686-apple-darwin8.11.1 を削除するか環境に合わせる。
--prefix=/usr/local/clamXav を削除する(ClamXav ユーザでないとき)9 行目
sudo を設定してないときは Code: | su -c 'make install' | 11 行目
必要に応じてその環境での clamd の再起動12 行目
必要に応じてその環境での freshclam の再起動13 行目
当プロジェクトの clamdsh をインストールして(適切に設定して)いないなら不要。これは再起動して稼働している clamd のバージョンを確認しているところです。clamd を使用していないなら不要です。14 行目
sudo を設定してないときは Code: | su -c 'rm -r /usr/local/clamXav/lib.backup' | ClamXav ユーザでない場合は削除するパスが異なります。 _________________ OKAMURA |
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