okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-07-17 09:19:38+00:00 記事の件名: Intel Mac での ClamAV のビルド |
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現在、clamav-update.pl に仕込んである ClamAV のビルド方法は一般的なものです。多くの環境で使える代わりに特定の環境に最適化されていません。
そこで ClamAV 0.91.1 がリリースされたのでそれを使って Intel Mac でのビルド方法の最適化を試してみました。clamav-update.conf に対して次のようにしました。
●環境変数の追加 Code: | # コンパイル時のアーキテクチャの指定
$Setting{environment}->{CFLAGS} = '-arch i686';
# リンク時のアーキテクチャの指定
$Setting{environment}->{LDFLAGS} = '-arch i686'; |
●configure 時のオプションの追加 Code: | {
my $os = lc(`uname -s`); chomp $os;
my $release = `uname -r`; chomp $release;
$Phase{build}->{method} = [
# ビルドターゲットを指定して初期化
[qw(./configure --prefix=/usr/local/clamXav), "--build=i686-apple-$os$release"],
[qw(make)],
];
} |
これは Code: | $Setting{phase}->{specifier} = sub {
…
} | の中に突っ込みます。
ちゃんとしたスキャン時間の計測はしていませんがこころなしか少しだけ速くなったような気もしますし、気のせいのような気もします。 _________________ OKAMURA |
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