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t0mori

登録日: 2006.11.17 記事: 105 所在地: 東京都
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日時: 2007-04-23 21:44:06+00:00 記事の件名: GnuPGのところで引っ掛かってる? |
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度々すみません。
今度はMacBook C2Dの方でのトラブル。昨日だか今日だか、新しいclamav0.90.2が出たようなので、無事アップデート出来ているかどうかを確認しようとした所、以下のようなエラーが帰ってきました。まず、
Code: | sudo /usr/local/clamXav/bin/freshclam -v | とした場合、
Code: | Current working dir is /usr/local/clamXav/share/clamav
Max retries == 3
ClamAV update process started at Mon Apr 23 21:31:16 2007
Querying current.cvd.clamav.net
TTL: 43
Software version from DNS: 0.90.2
WARNING: Your ClamAV installation is OUTDATED!
WARNING: Local version: 0.90.1 Recommended version: 0.90.2
DON'T PANIC! Read http://www.clamav.net/support/faq
main.cvd version from DNS: 43
main.inc is up to date (version: 43, sigs: 104500, f-level: 14, builder: sven)
daily.cvd version from DNS: 3150
daily.inc is up to date (version: 3150, sigs: 6694, f-level: 15, builder: ccordes)
Not an ARRAY reference at /usr/local/clamXav/etc/clamav-update.conf line 167. | と帰ってきます。
で、
Code: | sudo /usr/local/clamXav/bin/clamav-update.pl |
とした場合、上記の最後の行のエラーと同じ物が帰ってきます。
試しにGnuPGをclamav-updateのドキュメントページを参照して、改めて再インストールしてみたのですが、変化がありません。以前は一度うまく行っていたような気がしたんですが、clamav意外のアップデートだったかも知れません。Power Mac G5の方ではうまくアップデートが行われています。
上記のエラーでどのような原因が考えられるでしょうか。 |
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fu7mu4
登録日: 2006.11.13 記事: 40
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日時: 2007-04-24 05:05:55+00:00 記事の件名: |
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t0moriさんへ
まず、ClamAVのバージョン確認だけなら-vではなく-Vでいいですよ。
Code: | sudo /usr/local/clamXav/bin/freshclam -V |
こういう形式になります。
Quote: | ClamAV 0.90.2/3151/Tue Apr 24 01:11:26 2007 |
次に、t0moriさんのバージョンですが、
Quote: | Software version from DNS: 0.90.2
WARNING: Your ClamAV installation is OUTDATED!
WARNING: Local version: 0.90.1 Recommended version: 0.90.2
DON'T PANIC! Read http://www.clamav.net/support/faq |
とあることからt0moriさんのClamAVはバージョン0.90.1です。
Quote: | Not an ARRAY reference at /usr/local/clamXav/etc/clamav-update.conf line 167. |
というのは、clamav-update.plの設定ファイルのことですから、freshclamで表示される理由がわかりません。しかし、書いてあるのは、/usr/local/clamXav/etc/clamav-update.confのreference(->のことです)が行列じゃない、つまり、設定ファイルが間違っているような気がします。特に括弧の種類が間違ってるのではないでしょうか。 |
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t0mori

登録日: 2006.11.17 記事: 105 所在地: 東京都
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日時: 2007-04-24 05:49:18+00:00 記事の件名: |
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Quote: | まず、ClamAVのバージョン確認だけなら-vではなく-Vでいいですよ。 | なるほど。確かに0.90.1でした。
Quote: | つまり、設定ファイルが間違っているような気がします。 | と思いまして、改めてclamav-update.pl2.2.1のパッケージをダウンロードしてきて、インストールした上で上書きされたclamav-update.conf(# $Id: clamav-update.conf,v 1.3 2007/03/10 09:08:30 okamura Exp $とありますので、最新になってるはず)にGnuPGの設定を# other customizationから# return successの間にコピペしたんです。これは何度も確認してるので、間違いはないはずですが、結果は変わらず……。G5の方ではどうかと、元々問題はなかったのですが、同じ行程を踏み直してみました。しかしこちらは問題が出ず。
と言う事は設定ファイルのように見えて、設定ファイルでなく、GnuPGの導入のどこかで失敗してるのかな、とか思ったわけです。
で、今確認してみた所、clamavだけでなく、他のどれをアップデートしようとしても同じメッセージが出ます。うーん、導入当初〜その後何度か確認しても問題なかったんですけどねぇ……。謎です。 |
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t0mori

登録日: 2006.11.17 記事: 105 所在地: 東京都
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日時: 2007-04-24 06:02:53+00:00 記事の件名: |
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ちなみに、テキストエディタはpicoを使ってます(CUIなエディタはこれしか使えない)。なので、GUIのエディタにありがちな半角¥とバックスラッシュの問題はないと思います。
それとGnuPGは1.4.7のインストーラパッケージを使ってインストールしています。公開鍵も「not changed」となってますから、同じなので置き換えなかった、と言う事なのかな、と。 |
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okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-04-24 14:00:20+00:00 記事の件名: 当該の行周辺を教えてください |
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インストール時の状況によって clamav-update.conf の内容は変わるので、まず Code: | Not an ARRAY reference at /usr/local/clamXav/etc/clamav-update.conf line 167. | が出たときの 167 行目前後がどうなっているかを教えてください。
t0mori さんの記述から予想した範囲では Code: | push @{\$Phase{download}->{method}}, ( | と書いてあるような気がします。もしそうだとしたらやはりドルマークの手前のバックスラッシュが円マークになっている可能性が高いように思われます。
……………って違うじゃん! >> 自分
今、出先で自分のマシンを使えないので安楽椅子探偵モードですが、恐らくここ、ドキュメントが間違っています。 Code: | push @{$Phase{download}->{method}}, ( | が正解だと思います。バックスラッシュは要らないはずです。
ちょっとそれで試して見てください。
それで直ったらごめんなさいです。 _________________ OKAMURA |
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yish
登録日: 2007.02.21 記事: 11 所在地: 静岡
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日時: 2007-04-24 20:33:30+00:00 記事の件名: うちでも似たようなのが出ていました |
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うちのマシンでも同じようなエラーが出ていました。うちのマシンは別トピックでokamuraさんに教えていただいた行を追加してあるのですが、
Quote: | # If you use ClamAntiVirusDaemon, uncomment following lines.
push @{/$Phase{install}->{method}}, (
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ClamAntiVirusDaemonとFreshClamDaemonを使っているのでpush以降の行の前の#を外しておいたら、"ARRAYじゃないよ"という件のエラーが出ていました。私の場合は、Clamdやfreshclamの再起動はコンピュータの再起動で済ませてしまえと思い、もう一度コメントアウトしてclamav-update.plを実行したのでした。 |
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okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-04-24 22:10:12+00:00 記事の件名: Re: うちでも似たようなのが出ていました |
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yish wrote: | push @{/$Phase{install}->{method}}, ( | ええ、先の僕の投稿にも書いたようにそのドルマークの前のバックスラッシュを取り除いてください。(投稿ではスラッシュになってますがバックスラッシュですよね) _________________ OKAMURA |
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okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-04-24 22:16:11+00:00 記事の件名: ドキュメント直しました |
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t0mori さん yish さん、どうも済みません。
自分のマシンに触れる状態になったので確認しました。ドキュメントが間違っていました。当該箇所を訂正したのをアップロードしました。 _________________ OKAMURA |
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t0mori

登録日: 2006.11.17 記事: 105 所在地: 東京都
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日時: 2007-04-25 00:19:42+00:00 記事の件名: 今度は |
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ちょっと違うエラーが帰ってくるようになってしまいました。
Quote: | gpg: WARNING: unsafe ownership on configuration file `/Users/tomori/.gnupg/gpg.conf'
gpg: Signature made Fri Apr 13 09:10:10 2007 JST using DSA key ID 985A444B
gpg: Can't check signature: public key not found
Wed Apr 25 00:16:18 2007 child exited: 2
Wed Apr 25 00:16:18 2007 PHASE download: type method: command #2: failed
Wed Apr 25 00:16:18 2007 PHASE download: failed |
最初の行のはきっと、使ってないホームディレクトリのgpg.confのことを言ってると思うので、これは無視してもOK?
で、その先、なんかpublic keyが見つからないとか言ってるみたいなんですが、う、うーん。どうしたらいいんでしょ。おんぶにだっこですんません。 |
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okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-04-25 09:10:10+00:00 記事の件名: sudo -H です |
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t0mori wrote: | gpg: WARNING: unsafe ownership on configuration file `/Users/tomori/.gnupg/gpg.conf'
gpg: Signature made Fri Apr 13 09:10:10 2007 JST using DSA key ID 985A444B
gpg: Can't check signature: public key not found
Wed Apr 25 00:16:18 2007 child exited: 2
Wed Apr 25 00:16:18 2007 PHASE download: type method: command #2: failed
Wed Apr 25 00:16:18 2007 PHASE download: failed | gpg はその設定ファイルを参照として $HOME/.gnupg/gpg.conf を参照します。しかし sudo は特に指定しないと $HOME を切り替えません。ですから Code: | sudo clamav-update.pl | とすると root の $HOME ではなく sudo を実行したユーザの $HOME のままになります。このために root として sudo を実行したユーザの gpg の設定ファイルを見に行ってしまいます。ですがその設定ファイルは sudo を実行したユーザのものですから、オーナーが違います。このために gpg がなんか怪しいぞと警戒します。これが一行目の WARNING が現れる経緯です。
そしてそれはしょうがないとして次をやりはじめるわけですが、今度は署名した人の公開鍵の情報が $HOME/.gnupg/ にみつかりません。公開鍵がなければ署名を確認することができないので gpg はどうしようもないと諦めます。これが二、三行目が現れる経緯です。
gpg が諦めてしまったので download フェーズの途中のコマンドが失敗し、そのために download フェーズが失敗します。これがそれ以降の行が現れる経緯です。
つまるところ sudo を素のまま使用したことが元凶というわけです。
「clamav-update :: ドキュメント :: clamav-update :: GnuPG による ClamAV の検証」の「準備」のところでは公開鍵ファイルをインポートするときに Code: | sudo -H /usr/local/bin/gpg --import tkojm.gpg | とするように書いています。これは freshclam から clamav-update.pl が呼び出されることを念頭に置いています。その場合は freshclam が root で動作させるわけですが、FreshClamDaemon などによって「由緒正しい」root で操作すると $HOME は root のホームになります。このため sudo を単純にしたときと食い違ってきます。これを防ぐのが sudo の直後に付けた -H オプションです。
sudo するユーザに統一する方向もありますが、そうすると今度は sudo するユーザがメールの暗号化等で $HOME/.gnupg/ を使うときに差し障りが出てきます。ですから、root で動作するときは sudo のときも $HOME を root にする方がよいでしょう。
そのために sudo するときには次のようにしてください。 Code: | sudo -H clamav-update.pl | こうすれば sudo のときにも $HOME が sudo 先のユーザ、つまり root、のホームになります。 _________________ OKAMURA
最終編集者 okamura [ 2007-04-25 09:21:16+00:00 ], 編集回数 1 回 |
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t0mori

登録日: 2006.11.17 記事: 105 所在地: 東京都
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日時: 2007-04-25 09:18:06+00:00 記事の件名: うまく行きました。 |
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詳細な解説、ありがとうございます。うまく行きました。
なーるほど、-Hオプションってそういう意味だったんですね。勉強になりました。 |
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