okamura Site Admin

登録日: 2006.11.13 記事: 291 所在地: 埼玉県
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日時: 2007-03-07 19:12:02+00:00 記事の件名: clamav-update 2.1 リリース |
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clamav-update 2.1 をリリースしました。clamav-update 2.0 系を利用している ClamXav ユーザの方は clamav-update 自身でアップデートできます。
前のバージョンからの主な変更は次のとおりです。
- Linux をサポート。
インストールスクリプトやビルトインのフェーズ定義関数にあった BSD 系 UNIX 依存の箇所を改善しました。Linux の代表として Fedora Core 6 でテスト済みです。 - アップデート制限機能の追加。
メジャーアップデートなどで、インストールの仕方や設定ファイルに互換性がなくなる恐れがあるバージョン以降の自動更新を制限する機能です。 - ClamXav ユーザでない場合のセルフアップデートの改善。
clamav-update 自身を更新する場合、Mac OS X の ClamXav でないとき clamav-update ではなく ClamAV のアップデートの仕方になっていた問題を修正しました。 2 の新機能は ClamAV 0.88.7 と 0.90 の間に、設定ファイルの互換性がなかったため、clamav-update で自動更新後 ClamAV の様々な機能が使えなくなったことをきっかけに実装しました。予めこのバージョンになったら自動更新をしないと指定できます。既にドキュメントには記述してあります。(参照: ドキュメントの当該箇所)
詳しくはリリースメモと変更履歴をご覧ください。
追記:
リリースメモにも記載しましたが、Mac OS X など BSD 系の UNIX で install.command または install.sh を用いてインストールするときというエラーメッセージが出されてインストールできません。
この問題を修正したファイルをリリースファイルに加えてました。(install4bsd.sh.tar.gz)
Mac OS X など BSD 系の UNIX でインストールする場合は、このファイルを解凍してできる install.sh で clamav-update-2.1 の中の install.sh を差し替えてからインストールしてください。 _________________ OKAMURA |
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