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概要

この章では ClamdOmitScan のインストールについて説明します。まずはダウンロードについて説明し、そしてダウンロードしたアーカイブファイルからインストールする手順を説明します。

ダウンロード

手順

ClamdOmitScan の最新版は clamav-update プロジェクトのページからダウンロードできます。そのページからの手順は以下のとおりです。

  1. “最新リリース情報”のセクションの表でパッケージ欄が“ClamdOmitScan”の行のダウンロード欄の“Download”というリンクを辿る。

    リリースファイルリストのページの、当該のパッケージ(ClamdOmitScan のこと)のリリース(最新版のこと)の箇所に遷移します。

    図1. ClamdOmitScan 1.0 の場合の表示例
    次の順序で書かれています。ClamdOmitScan 1.0 リリースメモ、変更履歴、ClamdOmitScan-1.0.tar.gz、27.7KB、11、2007-06-08 01:38、c7bd942d72805596892c75ffaa917ac0
  2. ファイル名のリンク(例では“ClamdOmitScan-1.0.tar.gz”)を辿る。

    ミラーサーバを選択するページに遷移します。

  3. “物理的な場所”欄に書かれた場所が、ClamdOmitScan をインストールするマシンが置かれている場所に最も近い行の“ダウンロード”欄のリンクを辿る。

    そのリンクは、画像をサポートしているブラウザではダウンロードアイコン、サポートしていないブラウザでは“download”という文字列になっています。

    ダウンロードが始まります。もしいつまでもダウンロードが開始されないときはページの指示に従ってください。

他所から入手したファイルの確認

もしあなたが別な経路で ClamdOmitScan のアーカイブファイルを入手したとしたら、それがオリジナルと同じかどうかチェックすることをお勧めします。ClamdOmitScan はそのライセンス(GPL)によって改変版の再配布が認められているので必ずしもオリジナルと同じではありませんが、オリジナルと同じファイルだとして異なるものが配布されているかもしれません。

オリジナルと同じかどうかをチェックするには上のステップ 1 で辿ったリリースファイルリストのページを参照する必要があります。確認するファイルと同じファイル名が書いてある行の“チェックサム”欄に英数字の羅列があります。これは MD5 によるハッシュ値というもので、手元のファイルから同じハッシュ値が得られればそこに掲載されているファイルと同じ内容であるとほぼ言えます。手元のファイルの MD5 ハッシュ値を知るには次のようにします。

openssl md5 調べるファイルのパス名

例えば、ホームディレクトリの下の Desktop ディレクトリの下にある ClamdOmitScan-1.0.tar.gz でしたら次のようになります。

openssl md5 ~/Desktop/ClamdOmitScan-1.0.tar.gz

この結果次のような応答があります。

MD5(調べるファイルのパス名)= c7bd942d72805596892c75ffaa917ac0

この“=”の後ろの“c7bd942d72805596892c75ffaa917ac0”の部分がリリースファイルリストのページに書いてあるチェックサムと同じであれば同じ内容のファイルです。

しかしオリジナルと同じファイルかどうかを確認するのにダウンロードと同じページを開くわけですから、オリジナルをダウンロードすれば済みますよね。有意義なのは FTP が禁止されている LAN でオリジナルをダウンロードできないときくらいでしょうか。

インストール手順

まずはダウンロードしたアーカイブファイルを解凍してください。

最も簡単なインストールは解凍してできたディレクトリの中にある ClamdOmitScan.pl/usr/local/bin/ など実行ファイルを置く場所にそのままコピーすることです。これでインストールは終わりですが、man コマンドでオンラインマニュアルを参照できるようにするインストール方法もあります。make コマンドを解凍してできたディレクトリ上で使用します。make コマンドには GNU Make を使ってください。

マニュアルページを生成する。

次のようにします。

make

この結果、ファイル ClamdOmitScan.pl.1 が生成されます。

make man

としても同じことができます。

pod2man コマンドが使用できることが前提です。

HTML マニュアルを生成する。

次のようにします。

make html

この結果、ファイル ClamdOmitScan.html が生成されます。このファイルは英語版です。日本語版は既に ClamdOmitScan.ja.html として同梱されています。

HTML マニュアルは生成されるだけでどこにもコピーされません。自分で好きなところにコピーしてください。

pod2html コマンドが使用できることが前提です。

インストールする。

root ユーザで次のようにします。

make install

この結果、/usr/local/bin/ClamdOmitScan.pl が、/usr/local/share/man/man1/ClamdOmitScan.pl.1 がコピーされます。もし make または make man をせずに行った場合はコピーされる前にカレントディレクトリにファイル ClamdOmitScan.pl.1 が生成されます。

pod2man コマンドが使用できることが前提です。

インストール先を指定してインストールする。

インストール先のパーミッションに従って適切なユーザで次のようにします。

make PREFIX=インストール先 install

/usr/localインストール先 に入れ替わる以外は make install と同じです。

もしお使いのシステムでインストール先のサブディレクトリとして違う構成をとりたい場合は、ClamdOmitScan.plClamdOmitScan.pl.1 を手動でコピーしてください。

pod2man コマンドが使用できることが前提です。